モーゲンソー 国際政治（1948）

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モーゲンソウによって1943年にシカゴ大学で行われた国際政治学の講義が本書の内容となっている。

本書は現実主義の原理を踏まえた上で政治権力の闘争と抑制について体系的に論じ、なおかつ平和の問題として今後の国際政治の方向性を示している古典的な研究である。

現実主義の古典とみなされている。

国際政治学は「モーゲンソーとの対話」の歴史である．国家の外交に力と国益という概念の導入を主張した，国際政治学の古典的名著．

凡　　例

日本語版への序文

初版への序文

第二版への序文

第三版への序文

第四版への序文

第五版への序文

改訂第五版への序文

第一部　国際政治の理論と実践

政治的リアリズムの六つの原理

国際政治の理解

国際平和問題の理解

第二部　権力闘争としての国際政治

第三章　政治権力

政治権力の軽視

政治権力の軽視──その二つの根源

第四章　権力闘争──現状維持政策

帝国主義でないもの

帝国主義の経済理論

帝国主義のいろいろな型

帝国主義政策を見破りそれに対抗する方法

外交儀礼

軍事力の誇示

威信政策の二つの目標

威信政策の三つの堕落

第七章　国際政治におけるイデオロギーの要素

対外政策の典型的イデオロギー

識別のむずかしさ

第三部　国　 力

国力とは何か

近代ナショナリズムの基盤

第九章　国力の諸要素

地　　理

天然資源

工 業 力

軍　　備

人　　口

国 民 性

国民の士気

政府の質

第一〇章　国力の評価

国力を評価する仕事

評価の典型的な誤り

原　　注